毎年夏に開催される「夜景の日・天狗山まつり」や「ノスタルジック夜景カフェ」などの企画やクリエイティブで、長く携わっている「小樽 天狗山」。夜景が楽しめる夜だけでなく、日中にもより多くのお客様に来ていただきたいという想いがありました。

まず行ったのは、集客や来場者の満足度を高めるためのプロモーションの見直し。中長期的に効果のある施策がより良いと考え、施設パンフレットのリニューアル、プロモーション動画の制作、Instagram公式アカウントの運用を行いました。

さらに、大きなイベントが開催しづらいコロナ禍でも、地元の方や小樽を訪れる人に楽しんでいただけるような新しいコンテンツも企画することに。天狗山で感じられる「自然の中に身を置く心地よさ」を多くの人に体感してもらいたいと考え、「TENGUU TERRACE MARKET」を提案しました。実は運営側にもメリットがあるマルシェスタイルのイベント。はじめに軸となるコンセプト決めや、それに沿った装飾などを揃えるため、手軽に継続しやすく運営の要領も掴みやすいのです。今後天狗山スタッフだけでも企画運営しやすいように「イベントのフォーマット化」という観点からも考えた夏の新しいイベント。開催するにあたって、弊社では装飾や什器などのクリエイティブを担当しました。

各プロジェクトの実施後、コロナ禍という厳しい状況の中でも、国内観光客や小樽市近郊から訪れる人が増えたとのこと。1年を通して若者や、お子さま連れの家族も多く見られるようになったと、嬉しいお声をいただいています。