代表の荒井さんと出会ったのは、彼女がまだ一人でフリーウェディングプランナーをしていた頃。その頃からずっと変わらない印象があります。それは、「相談する人の人生の断片を少し聞いただけで、その人にしかない魅力を見つけ出し、まるで人生という舞台の脚本を描くように、その人だけの物語を描き出していく」——そんな唯一無二の力を持った人だということ。

Coco style WEDDINGのウェブサイト制作をお手伝いする際、ブランドコンセプトを考えることになりましたが、これまで荒井さんが生み出してきた数々の式を見てきたからこそ、言葉は自然と導かれるように浮かんできました。

「結婚式をしない人が増えている」と言われる時代。でもCoco style WEDDINGのスタンスはとてもシンプルです。“結婚式のかたちは、ひとつじゃなくていい。”形式や文化にとらわれず、ふたりらしく、大切な人たちと心から「やってよかった」と思える時間をつくること。

肩の力を抜いて、自分たちらしく。結婚式のパートナーというより、人生の節目を見つめるオブザーバーのような存在なのかもしれません。

このコンセプトが、Coco style WEDDINGという扉をたたく、その小さなきっかけの“最初の一歩”になっていたらうれしいです。