Case study
pattern planning
Case.2
自社の事務所にカフェを作りたい
tailor| 飲食店・カフェ
事務所に併設するカフェは
みんなが寛げる気持ちいい空間に
PATTERN PLANNINGのオフィスの移転構想の中で、「せっかくオフィスを構えるならおいしいコーヒーが飲めたら幸せだな。」という想いから、カフェで働いた経験がある妹と一緒にカフェを作ることに。自分でお店を作ったことはなかったので、何をやるにも手探り。コンセプトやメニューも「名物」や「映え」はあまり意識せず、最初から決めていたのは、”心地よい空間にしたい”ということでした。
01
tailorと名付けた意味
覚えやすい名前がいいな。カフェをはじめようとしていた2018年の秋頃、店名を考えていました。PATTERN PLANNINGという名前を付けるときも、服が好きだった私は「パターン」という言葉を使いたくて、会社の名前にしました。少しお揃いにしたかった気持ちもあり、いろんなアパレル用語を並べながら睨めっこしていたときに決めた名前。紳士服の仕立て屋さんの意味である「tailor」は、背筋が伸びるような凛とした雰囲気と、コツコツと丁寧に仕立てていく様が、この場所の意味にとてもしっくりくる言葉でした。
仲間と一緒に
デザインの構想を練る
02
3ヶ月ほど物件探しをしながら、スケルトンだった今の場所にたどり着きました。奥に細長く、少しだけ奥が暗いのが気がかりではあったものの、路面で場所もいい。春には始めたいということもあり、この場所にしようと決めました。当時、私と一緒に事務所をシェアしてくれることになっていたNEWの倉内法生さんに完全お任せ(といっても、ちょっと希望は言ったけれど)でロゴデザインや設計してもらうことに。信頼している人なので、きっといいものができると確信していたから、そういえば出来上がるまでどんなのができるのかわかっていませんでした(笑)でも、きっとイメージがあるだろうから、あまり余計なことは言わない方がいいなと思っていました。クリエイティブは、最初に必須事項だけは伝えるけれど、その他は信じて任せた方がいいものができると思っています。費用を抑えるために、自分たちでも壁や床の色を塗ったりもしました。家族も手伝ってくれました。
小さなキッチンで
生まれる、
ていねいな美味しさ
03
オープンのときは、ほぼ一人で運営していたので、少しのドリンクと、その日に焼けた焼き菓子のみ。メニューは決して豊富ではありませんでしたが、毎日小さなオーブンでていねいに焼いていました。レモンケーキは、市販品のレモン汁などは使わずに、新鮮なレモンをまるごと手で絞って、生地に練り込んでいました。今も定番のチーズケーキや、ガトーショコラも、オープン当初にお店に並べ始めたものです。少しずつ、Instagramを見たお客様が来店してくださるようになりました。
シンプルで無機質な空間に
花を生ける
04
白とグレーの空間は、シンプルで好き。光が差すととても気持ちいい。朝、出勤した時の心地いい空間に、いつも嬉しくなります。作っているときはわからなかったけれど、この空間は生き生きとしたものが似合う。お客様が楽しそうに話す姿も、一生懸命仕事をしている姿もそうだし、花もドライフラワーよりも生花がいい。だからこそ、オープンした頃から、ほぼ欠かさずに季節の生花を生けています。最初の頃は、自分で花屋さんへ買いに行ってたけれど、今は信頼するアトリエジャムさんにお願いしています。
05
tailor CASSATA が誕生
月替りでスイーツを提供している中で、カッサータというスイーツを作りました。見た目もかわいくて、冷凍しておけば、少しずつ切り分けながら何日も楽しむことができる。凍った状態でもおいしいし、半解凍でも、溶けた状態でもおいしい。これならご自宅でもtailorの味をお楽しみいただけるかもしれないと思い、2019年12月、クリスマスに合わせてオンライン販売をスタート。今では、季節ごとにさまざまな味わいをお楽しみいただけるように、ラインナップが増えました。
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